さる2月13日、「わいわいTALK!」第5回企画として「もう一つの特養の利用の仕方」と題した見学会を実施しました。
2006年の介護保険制度改正で新たに導入された加算制度である「在宅・入所相互利用」。
全国でも取り組む施設が少ない中で、この制度をいち早く導入している世田谷区立特別養護老人ホーム「きたざわ苑」を訪ね、制度の内容、きたざわ苑の考え方、厚生労働省研究事業の取り組みと成果などのお話しを伺ってきました。
身近な特養のベッドを在宅介護の方にも提供し、3ヶ月ほどの入所で身体機能の改善や筋力強化などを目指します。
青梅市には、約1,000人の居宅介護の方がおり、24ヶ所の特養がありますが、どこもまだこの制度に取り組んでおらず、こうした利用方法自体も知られていないというのが現状です。
今後は、在宅で介護する方たちを支えるこの制度のメリットや課題を整理し、保険者である青梅市に対して、意向調査の実施や広報について働きかけていく必要性を感じています。
詳細については、「生き活き通信」No,57(5/15発行)にレポートしています。ぜひご覧下さい。